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「著作権判例百選」改訂版12月13日発売、「著作権侵害」訴えで予定から1年遅れ
2016年12月08日 13時55分

旧版の編者が出版差し止めを求めていたことなどを理由に発売が延期されていた判例集、「著作権判例百選」の改訂版(第5版)が12月13日に発売されることがわかった。

有斐閣雑誌編集部は12月8日、ツイッターで「このたびようやく刊行できることとなりました」と報告。本来は2015年11月に発売される予定だったため、掲載内容は昨年の校正作業の時点までの情報にもとづいているという。「刊行の遅れによりご迷惑をおかけしたことを深くお詫び申し上げます」と発売が遅れたことを謝罪した。

「著作権判例百選」の第5版は、旧版の編者の一人だった大渕哲也・東京大学教授が著作権侵害を理由に出版の差し止めを求め、2015年の10月に東京地裁が出版差し止めの仮処分決定をしたため発売が延期されていたが、2016年11月、知財高裁が決定を取り消した。

判例百選は、法学部や法科大学院の学生の多くが手に取る判例学習の定番書で、知的財産法を選択科目にしている司法試験受験生からは発売を待ち望む声があがっていた。

(弁護士ドットコムニュース)

旧版の編者が出版差し止めを求めていたことなどを理由に発売が延期されていた判例集、「著作権判例百選」の改訂版(第5版)が12月13日に発売されることがわかった。

有斐閣雑誌編集部は12月8日、ツイッターで「このたびようやく刊行できることとなりました」と報告。本来は2015年11月に発売される予定だったため、掲載内容は昨年の校正作業の時点までの情報にもとづいているという。「刊行の遅れによりご迷惑をおかけしたことを深くお詫び申し上げます」と発売が遅れたことを謝罪した。

「著作権判例百選」の第5版は、旧版の編者の一人だった大渕哲也・東京大学教授が著作権侵害を理由に出版の差し止めを求め、2015年の10月に東京地裁が出版差し止めの仮処分決定をしたため発売が延期されていたが、2016年11月、知財高裁が決定を取り消した。

判例百選は、法学部や法科大学院の学生の多くが手に取る判例学習の定番書で、知的財産法を選択科目にしている司法試験受験生からは発売を待ち望む声があがっていた。

(弁護士ドットコムニュース)

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